スターロード商店会について

阿佐ヶ谷スターロード商店会とは

「あさがや~~あさがや~」。頭上から絶えず響く車掌さんの声、電車の轟音、そして・・・・♪♬タンタタンタランタタン(七夕サラサラ)・・♬♪のメロディー。。

JR中央線・総武線阿佐ヶ谷駅、北口周辺の高架下かいわい。昼間は昔ながらの八百屋さんや鳥肉屋さん、カフェにブティック・・といったお店が賑わい、夜になれば居酒屋にバー、焼き鳥屋におでん屋さん・・の赤提灯が一斉にぽっと灯ります。昼も夜も気軽に立ち寄れるお店ばかり。細長い路地に小さなキラ星のようなお店が約150店も軒を並べる、それが阿佐ヶ谷スターロード商店会です。

明治時代には「武蔵野県多摩郡阿佐ヶ谷村」とされていた阿佐谷。都心にあって緑が多く、穏やかな風が吹き抜けるこの街には、大正から昭和にかけての与謝野晶子や太宰治といった文人をはじめ、多くの文化人が住んでいました。そして阿佐谷といえばジャズという声がすぐ帰ってくるほど、ジャズの街、音楽の街としても知られています。電車の発着音に七夕のメロディーが取り入れられたのは2014年から、とまだ耳に新しいですが、1954年から毎年、旧暦の七夕である8月に開かれている、「阿佐ヶ谷 七夕まつり」にちなんでのこと。童謡「たなばたさま」の、♬♪ささのはさ~らさら~♪♬のメロディーをジャズ風にアレンジしたのが、♪♬タンタタンタランタタン♬♪の発着音なのです。

北口周辺は、戦後は闇市や飲み屋が軒を連ねたところ。その面影を残しつつ、時代とともに変化し、発展してきたスターロード商店街。小さなお店の一つ一つには大きな世界観があり、あなたに合った料理やお酒、ほっとくつろげる空間がきっと見つかるはず。仕事帰りに、休日に、ふらりと一人で、恋人や友人、同僚たちと。どんなシチュエーションにもぴったりのお店が必ずあります。

さあ、古くて新しい、味わいのある街、阿佐ヶ谷・スターロード商店会ならではの魅力を一緒に見つけてみませんか。